
どうもTakeです!
中国輸入した商品で税関から「食品輸入届け許可証ありますか?」と聞かれることがあります。
食品衛生法を知らずに売れるから仕入れをしていると、荷物が輸入できないこともあります。
本日の記事では、中国輸入における食品輸入届けについて解説をします。
食品衛生法とは?
中国から輸入する商品のほとんどは、雑貨などが多いと思います。食品含まない形で解説をしていきます。
厚生省のHPでは、次のように説明されています。
販売の用に供し、または営業上使用することを目的として輸入する次のもの
(1) 食品
(2) 食品添加物
(3) 器具
(4) 容器包装
(5) 厚生労働大臣が指定するおもちゃ(いわゆる「乳幼児用おもちゃ」)
ア 乳幼児が口に接触することをその本質とするおもちゃ
イ アクセサリー玩具(乳幼児がアクセサリーとして用いる玩具をいう),うつし絵,起き上がり,おめん,折り紙,がらがら,知育玩具(口に接触する可能性があるものに限り,この号に掲げるものを除く),つみき,電話玩具,動物玩具,人形,粘土,乗物玩具,風船,ブロック玩具,ボール,ままごと用具
ウ 前号のおもちゃと組み合わせて遊ぶおもちゃ
個人で輸入する場合も輸入届けは必要か?
すでに日本で販売されている商品でも輸入届けは必要?
食品衛生法の取得手続き方法
食品衛生法の輸入届けを取る方法について解説します。ASIFというところに図面で出ているのですが、むずかしそうなイメージです。
サンプル品を持って、税関や検疫所に確認しに行ったことがありますが、お役所仕事なので一般人で知識もない人がいっても相手にされません。
申請手続きは専門業者に依頼するようにしましょう。
食品衛生法の取得手続きの流れ
事前に業者に確認した上で進んでくださいね。食品衛生法の取得手続きの流れは次のとおりです。
②サンプル品の到着日程を業者に連絡する
③検査開始
④合格→検査費用支払い→輸入許可・配達
①サンプル品を輸入する
サンプルを輸入します。事前に業者にサンプルに必要な数量は確認が必要になります。
輸入するときは、サンプル品だけを輸入するようにしてください。
他の販売する商品が入っているうと、検査が合格するまで荷物は保税地域で保管になりますので、販売することができません。(追跡番号ごとで判断)
②サンプル品の到着日程を業者に連絡する
サンプル品を出荷が決まったら次の内容を業者に連絡します。
・到着予定日
・数量
・追跡番号
③検査開始
荷物が到着したら保税地域から荷物を出して、検査を開始します。
検査期間は製品によって違いますが、約20日~1ヶ月程度で見ておくといいと思います。
④合格→検査費用支払い→輸入許可・配達
検査に合格すると、輸入許可になります。許可証は、税関のNACCSに登録されます。
中には不合格になる場合もあります。パーツごとで検査の合格、不合格を判断するので、一つでも不合格があると輸入許可証が発行されません。最悪は、荷物廃棄になります。
サンプルに使った商品は、検査でバラバラにされているので、販売はできないと思ったほうがいいと思います。
食品衛生法の費用
食品衛生法の取得費用は、商品によって変わってきます。
色が複数展開されている場合も、色ごとに検査する必要があります。費用の目安は20万~と考えてもらえればいいと思います。
食品輸入届けが必要か判断するポイント
今まで2商品を食品輸入届けを取得しました。
食品輸入届けが必要かどうかのポイントについて解説してみます。
・許可証の提出はかなり適当
・参入障壁になるなら必要
食品輸入届けは無理して取る必要ない
食品輸入届けの必要な商品は、最初のうちは取扱しないほうがいいと思います。
検査費用やサンプル代がかかりますので、余裕資金が出てきたら次のステップとして取り扱うのがオススメです。
こうした商品にこだわっているよりも、許可証の必要ない商品を扱って利益積み上げたほうがリサーチ力、利益が増えていきます。
許可証の提出はかなり適当
輸入届けが必要だと思って取得しました。
いざ輸入してみると航空会社によっては、検査で求められなかったりしますのでかなり適当な検査だなという印象です。
輸入許可証をとってよかったのは、税関から検査証あるか聞かれたときに堂々と出せる点と許可証があることでの輸入の不安は解消されたので、取ってよかった思います。
参入障壁になるなら必要
数年、Amazonでも輸入許可証がないと販売できない商品もあります。
こうした場合、Amazonにも輸入許可証があると堂々と販売できます。
輸入許可証は、取得方法がむずかしかったりするので、取得しているだけで参入障壁になり、許可証がないセラーを排除することができます。
そのため、独占的に商品の販売を行うことができます。
食品衛生法を詳しく解説している本を紹介
食品衛生法以外にも、許可がないと販売ができない商品ってたくさんあります。
今回は、食品衛生法について詳しく解説しましたが、さらに詳しく知りたい場合は、下記の本を読んで見ると理解が深まると思います。
本日は以上です。
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