
どうもタケです!
海上輸送のメリット
海上輸送のメリットは2つあります。
メリット②荷物破損リスクが減る
メリット①輸送費用が安い
輸送費用が安いのが何と言っても最大のメリットだと思います。
DHLやOCSと比較すると、50%以下の輸送費用です。国際送料は収支つけているとわかると思いますうが、かなりのウェイトを締めています。
荷物量が多ければ多いほど、海上輸送で荷物を持ってきたほうがコストを抑えることができます。
メリット②荷物破損リスクが減る
荷物の破損リスクが大幅に減ります。
船便には混載便というものもあり、他人の荷物と一緒に海上輸送する方法があります。こちらでは一度破損は何度かありましたが、コンテナを貸し切って持ってきた場合では一度も破損していたことがありません。
コンテナ輸送の場合、港→港に着くまでコンテナが開くことがありませんし、コンテナを使うくらいなので荷物が隙間もないくらいパンパンに入っているはずです。
移動中に荷物が動くこともないので、荷物同士がぶつかって箱潰れなどが起きるリスクもありません。
海上輸送のデメリット
デメリットについても解説をしておきます。
デメリット②キャッシュが必要
デメリット③荷物を置くスペースが必要
デメリット①物量がないと高い
海上輸送は荷物が多い人向けに使うサービスです。そのため、荷物量が少ない状態で使うと、かえって高いコストを支払うことになります。
デメリット②キャッシュが必要
仕入れ費用+関税・消費税が商品の販売前に出ていくので、キャッシュが必要になります。
仕入れに関して、生産が必要な場合は、2分割の支払いもしくは3分割の支払いで交渉をするといいと思います。生産期間がながければ長いほど、最初に発注するときに交渉すべきです。
僕がよくやる方法は次のとおりです。
生産完了、工場出荷:1/3 or 1/2
中国の港に到着時:1/3 or 1/2
デメリット③荷物を置くスペースが必要
大量の荷物を持ってくるので、荷物を置いておくスペースが必要になります。自社で倉庫を抱えている人はいいと思いますが、そうでない人は、代行会社の倉庫においておく必要があります。
国内の代行会社なら、こちらがオススメです。
販路がAmazonなどの場合は、FBA倉庫に直送も良いと思いますが、納品した在庫がどのくらいで在庫が履けるのかを計算した上で納品しないと、莫大な保管料が請求されますので気をつけてください。
海上輸送と航空便の使い分け方
海上輸送と航空便の使い分け方やタイミングについて解説をします。
海上輸送と航空便の使い分け方
航空便に適している荷物は、次のとおりです。
海上輸送を使うタイミング
僕自身は月商1000万超えたあたりではじめて使いました。月商500万くらいだと正直使うほどの物量がないので、航空便を使ったスピード重視で販売をした方が効率よく稼げます。
それでも使いたいなら、船便を利用している友人の荷物に相乗りさせてもらって輸入するといいと思います。
海上輸送は遅いイメージありますが、今は航空便とさほど変わりないスピードで商品が届くようになってます。
今使っている船会社だと金曜出荷で翌週木曜納品というスピード感です。
海上輸送と航空便の分岐点
海上輸送と航空便の使い分けの分岐点は、7CBM以上になります。
このあたりは詳しく下記の記事で解説をしていますので参考にしてみてください。
船会社は中華系より日系企業がオススメの理由
先日以下のツイートをしたら、反響がかなりありました。
中国から初めて船便を使ったときは、海原物流使いましたが、インボイス適当な上に高いので、日本のAITに変更。条件や費用見直し、別の船会社に落ち着いています。20FT使うときは5万円以上安く輸送できています。相見積必須です。https://t.co/bpZGrRqM9d
— Take@OEM商品販売、BtoB卸 (@trade_takechan) July 2, 2020
ちなみに、船会社を検索するときは、「海上輸送」と検索すると出てきます。
船便は輸入業界では当たり前ですが、専門機関では使う言葉が違うんですね。
— Take@OEM商品販売、BtoB卸 (@trade_takechan) July 3, 2020
船便は輸入業界では当たり前ですが、専門機関では使う言葉が違うんですね。
海上輸送のコンテナの種類
海上輸送するコンテナは、全世界共通サイズで統一されています。主に2種類のコンテナが使われています。
・40FTコンテナ
混載便とは
他人の荷物を一緒にコンテナに積み込みして輸送する方法です。
混載便も7CBM以上の物流がないと輸送費用が高くなってしまいますので物量が増えてから利用しましょう。
船便を利用するときに準備すること
船便を利用するには、次のことを準備する必要があります。
・パッキングリスト
・リアルタイム口座
インボイス
パッキングリスト
航空便と違う点は、パッキングリストが必要になる点です。
どんな商品が何個入っているかなど詳細に記載する必要があります。パッキングリストに商品画像を入れておくと、配慮があっていいと思います。(画像は、必須ではありません)
リアルタイム口座
輸入通関と同時に口座から関税・消費税を引き落とすためのものです。
事前に申請しておく必要がありますので、船便を利用するときには登録しておいてください。
海上輸送が遅いと言われる理由と対処方法
海上輸送を使うと遅いと言われることがあります。しかし、半分正しく、半分間違っています。
中国から日本に海上輸送を利用することを前提として書いてみたいと思います。
中国から日本までは3日程度で到着
中国から日本まで船を使うと3日程度で日本に到着します。
先程も書きましたが、今使っている船会社だと金曜出荷で翌週木曜には納品になります。
到着してからが遅いというのが真実
船便が遅い理由が実はここにあります。
日本に到着したあと、コンテナの取り出しが遅れたり、倉庫で仕分け作業を行いますが、倉庫が混んでいるとなかなか作業をしてもらえません。
東京湾の船着き場を見たことがある人はわかると思いますが、コンテナを入れて作業する場所って思っているよりも少ないですよ。
それから通関作業を行ったり、異常があれば検査をしたり、という感じでどんどん遅くなります。通関作業や検査は、航空便でも同じなので、遅い理由にはならないと思っています。
対処方法
作業を早くしてもらうようにするには、事前に船会社に○○日までに欲しいことを伝えておくことです。
+αでHDSというコンテナを船から下ろすときに、取り出しやすいように上においてくれる有料サービスを使うことです。
HDSがどれほど効果があるかは僕もよくわかりません。ただ納期を急いでいる場合は、やれることは全部やるというスタンスなので、全部やって後悔ないようにしています。
これでも遅延する場合は、こちらではどうしようもできませんので、荷物が処理されるのを待ちましょう。
本日は以上です。
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