中国から輸入してはダメな規制・禁止商品について解説【税関没収有】

どうもTakeです!

中国から輸入する商品の中には輸入禁止商品、規制されている商品などがあります。間違って仕入れて輸入してしまうと、最悪の場合は逮捕になってしまいますので、気をつける必要があります。

本日の記事では、中国から輸入してはダメな規制・禁止商品について解説をしていきます。

この記事を書いている僕は、物販プレイヤー歴8年で創業2年で年商1億円の事業を作った実績があるので参考になると思います。

中国から輸入禁止商品と規制商品について

輸入してはいけない「禁止商品」と「規制商品」の違いについて解説をしていきます。

・禁止商品:そもそも輸入できない商品
・規制商品:一定条件をクリアできれば輸入できる商品
禁止商品には、一見大丈夫だろうと思ってもダメなパターンもありますので、知識として必ず入れておいてくださいね。

中国輸入で規制されている商品

具体的にどういう商品が規制されているかを解説していきたいと思います。

・規制品①:無線機器(技適認証)
・規制品②:電化製品(電気用品安全法)
・規制品③:CD・DVD(検査が厳しい)
・規制品④:食品、幼児向け商品(食品衛生法)
・規制品⑤:動物の皮を使った商品

規制品①:無線機器(技適認証)

技適マークを取得しないといけない製品になります。

シールだけ貼って技適認証を受けたように見せている販売者もいますが、輸入者自身が認証を受ける必要があります。

Bluetoothイヤホン、ドローンなどがスマホを使って操作するものやリモコンなどが対象になります。

技適マークが認証されているかどうかは総務省のHPに番号を打つと調べることができます。

 

規制品②:電化製品(電気用品安全法)

PSEマークなどが該当します。

中国製品にはPSEマークがついているう製品もありますが、工場側が自主検査して適合証明を発行したものになります。

輸入した製品を販売する場合、輸入者がPSEマークを取得する必要があり、経済産業省に届け出する必要があります。

PSEマークには2種類の形があります。

・ひし形のPSEマーク<PSE>
・丸型のPSEマーク(PSE)
それぞれの違いは、次のとおりです。
ひし形PSE:政府で認定された検査機関による検査を通過し認定を受けたもの
丸型PSE:自主検査、もしくは外部の検査機関で検査を行い結果を保管すること
PSEの表示は、消費者に対しての事業者の自己申告になり、丸形PSEでは「ただ表示しただけ」であり、基準値に適合しているかどうかは別問題になりますので注意が必要です。

 

規制品③:CD・DVD(検査が厳しい)

輸入するにあたり規制は特にない製品です。

著作権やコピー品などになると当然規制対象になりますので注意が必要です。

 

規制品④:食品、幼児向け商品(食品衛生法)

食品や幼児が使うおもちゃなどになります。

個人使用の場合、合計10kg、飲料品は10リットルの範囲内であれば届け出は不要になります。

食品衛生品の申請方法はこちらの記事を参考にしてください。

 

規制品⑤:動物の皮を使った商品

ワシントン条約で決められている絶滅危惧種の取引は禁止されています。

規制になっていいる動植物の加工品も取引が規制されていますので注意が必要です。

中国輸入で禁止されている商品

禁止されている商品について解説をします。

・禁止商品①:液体
・禁止商品②:コピー品(知的財産権侵害)
・禁止商品③:医薬品(薬事法)
・禁止商品④:銃器
・禁止商品⑤:児童ポルノ

禁止商品①:液体

航空便での輸入はできません。

爆弾と認識されることがあり禁止されていますが、船便での輸入はできます。

 

禁止商品②:コピー品(知的財産権侵害)

ブランド品などのコピー品は輸入することができません。

例えばヴィトンの財布などAlibabaにはコピー品が多く出ていますが、これらも輸入することができません。

見た目でわかる商品ですが、ブランド品には意匠権で保護されているものも多くありますので、似たような製品を作ってしまうと違法コピー品として知的財産権の侵害になってしまいますので注意が必要です。

事前に弁理士か弁護士などの専門家に相談しましょう。

 

禁止商品③:医薬品(薬事法)

医療機器は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(旧薬事法、以下「医薬品医療機器等法)」の規制対象であり、同法の許可を受けなければ輸入できません。
個人が自分で使用するために輸入する場合、家庭用器具(マッサージ器や体温計など)に限り1セット、使い捨てコンタクトレンズ(おしゃれ用カラーコンタクトを含む)は2カ月分以内の輸入は許可なく認められますが、この場合でも他人への売却・譲渡はできません。また、自己判断で使用すると重大な健康被害が生じるおそれがある医療用具を一般個人が輸入することは認められていません。

個人で使う分は、一定数なら問題ないという判断です。
コンタクトレンズなどを輸入して販売する場合には、製造販売業許可の申請が必要になります。詳しくはジェトロに確認してみてください。

禁止商品④:銃器

拳銃などになります。

普通に物販してたら輸入しようと思う人はいないと思います。

 

禁止商品⑤:児童ポルノ

日本では禁止になってます。

 

輸入規制品を取り扱う3つのメリット

輸入規制品を取り扱うメリットは3つあります。

メリット①:独占販売
メリット②:高い利益率
メリット③:参入障壁
僕は食品衛生品の取扱をして稼ぐことができましたが、証明書を取るのにサンプル代の用意や検査費用など20万円以上かかります。
手間とお金がかかるので、それ以上の利益を得られるならやったほうがいいと思います。

輸入規制品を輸入した場合の措置

輸入規制のある製品も税関に見つからず輸入することもできる場合もあります。

見つからずに届いた場合でも、Amazonや楽天、ヤフーショッピングで規制されていることがほとんどなので、販売はやめておくことをおすすめします。

税関検査で見つかった場合

税関ではランダムに輸入した商品を開封して、検査を行っています。

検査方法も様々でX線検査や任意に箱を開封して、実際に商品を見たりするなどやり方は様々です。

検査になって見つかった場合、その商品は税関で滅却処分になってしまいます。そのため、仕入れたお金が無駄になるので、最初から仕入れしないほうがオススメです。

税関検査について
税関ではランダムで荷物の検査を行っていますが、輸入量が多かったり過去に税関の事後調査に入った業者に対しては比較的検査は入りやすい傾向があります。

ルールを守って規制品を守って輸入する方法

中国輸入ビジネスをしていると、様々なトラブルが起こります。

永遠のテーマかもしれませんが、トラブルは行動している証拠ですし、行動していない人には起こりませんので、一つずつ解決して前に進んでいきましょう。

輸入できる製品かどうかなど自分では判断つかない製品については、専門機関に事前に確認しておくといいと思います。

上記の機関に確認するのもおすすめですが、DHL、OCS、フェデックスなどのクーリエの担当営業に相談するのも手段の一つだと思います。
本日は以上です。

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